うp主の武術歴みたいなもん

(ニコ動のブロマガより転載)

「武術ってなに?」と聞かれたら、迷わず「武器術」と答えます。

うp主は長らく中国武術をメインに修練を積んできました(約18年くらい)が、力が付いてきたのはここ数年の事で、それまでへっぽこで組手でも勝てず、半ば諦めて趣味として武術と付き合おうと考えてました。

「武術の構造」という本に出会うまでは。
そこで古の武術はみな武器術であるという考えを知り、「なら武器でやってみよう」と短絡的に考えて、櫟さん(当時は東京剣術研究会)のオフに参加してみた。

螳螂拳、形意拳八卦掌太極拳
うp主がメインで練習したのはこの4種類。

中学の時に部活剣道をやったことがあったが、対人攻防なんか20年以上振り。
だが、それでも自然に体が動いた訳である。
その体験により「套路の動きは武器術の身体を表現したもの」という実感を得、武器術の修練にのめり込んでいった。

ちなみに日本の剣術はまったく習ったことがない。
中国武術の武器もやってない。
基本の套路と立ち方をそのまま武器で表現していったのだが、これが逆に理解を深めた。
槍や剣で練られた身体操作法を抽出したのが套路の動きだと実感できたから。
その上で武器の套路をやるとすぐに技の理合いが会得できる。

もちろん中国武術素手の格闘術として練習することは否定しない。
私は武器術としてやったほうが性に合ってるだけ。

オフでの稽古を繰り返してゆき、動きを練磨してゆき、やっと何とか動けるようになった。
まだまだ未熟ではあるが、さらに武術の奥義に踏み込むため稽古を続けてゆくつもりである。