動物に学ぶ大切さみたいなw

こないだ動物番組を見たが、山猫くらいの大きさのネコ科の動物がウサギを狩るところをやっていた。

ネコ科の動物は集中力がスゴイのはよく知られているけども、それより何より確実に仕留められる距離まで近寄るのがスゴイ。
ある一定の距離へ詰めてゆけば得物がどんなに早くても自分のスピードで仕留められる。
そこまで近寄るのに何分も掛かるのにじっと我慢する忍耐力があり、そこまで近寄れる動きの目立たなさが注目する点だろう。

中武にはよく動物の動きを模倣して作られたものがあるが、こうした本来の現実味のある形で見ているだろうか。ただ動物の動き、猿なら猿っぽい動作に固執してないか。実用面でどう使うかには着目してないのではないかと思う。

最近研究し体験もした剣道では必ず相手に先んじて剣を付けて、相手が反応して動き出したところを打つ。
これができるから、剣道は、色々と批判されまた実際に問題点も抱えつつも、実際的な力を有している。
毎日のように打ち合っているから運用も上手い。

本来はこうした理合があり、それを動物の動作から悟り伝えたはず。
武器をしっかり学ぶというのは、やたらめったら振り回したり、足斬りなど部位にこだわったりすることではなく、防御も攻撃もしてくる準備万全の相手をいかに崩してゆくかに尽きる。

そのためには形や型、套路などでしっかり身体を作り、地稽古などの競技で自由に攻防することが必要だ。

そろそろ自分のスタイルもまとめに取り掛かる時期なのかと思うし、そのためには大自然の中で暮らす動物たちの動きは非常に参考になる。
今後は、確実に仕留める、食らわないを目標にしてゆこうと思う。